Monthly Archives: 5月 2014

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山形県最上町のアスパラ農家 尾形さんのもとを尋ねて

こんにちは。
「うまい奥の細道」の今野です。

先日、山形県最上町のアスパラ農家の尾形さんのもとを尋ねました。

今回はその時の模様をお伝え致します。

山形県最上町は、知る人ぞ知るアスパラガスの産地です。

冷涼な気候条件と地域で生産された堆肥を有効に活用し、
平成16年度からアスパラガス栽培へ取り組んでいます。

清流の小国川の伏流水が絶え間なく畑に染み込む奇跡的な土地と
牡蠣殻堆肥により、甘く、やわらかいアスパラガスが育ちます。

車で会社を出発し、運転すること2時間(途中でちょっと寄り道しました)
紅葉の名所でもある温泉街の鳴子経由で山形に入り、最上町に到着しました。

最上町では田植えの真っ最中で、残雪の山と新緑の緑、
広大な田んぼのパノラマ感に、大地の息吹を感じて俄然テンションが上がります。

最上町の田植え

テンションが上がったまま、尾形さんのアスパラ畑に到着しました。

尾形さんのアスパラ畑

尾形さんはアスパラガスの「グリーンタワー」という品種を栽培しています。

アスパラの違いを語る

アスパラは根っこ次第で、太さが決まってくるんだとか。

細い物はM、太い物はL・2L・3Lの規格で出荷され、
出荷する段階で穂先から切り口まで、25cmなくてはならないんだそうです。

アスパラ畑の土壌

「とにかく畑の土作りにはこだわりました」と尾形さん。

アスパラ畑を歩くと、土壌がフワフワしていて、まるで絨毯の上を
歩いているかのようでした。

それもそのはず、最上町は畜産業が盛んなので、地元農家さんから
供給される堆肥を有効活用して、徹底的に土づくりに励んだそうです。

堆肥に牡蠣殻石灰が含まれているのも特徴的でした。

その他にも、清流の小国川の伏流水をポンプで組み込んで、
アスパラ畑を潤しています。

尾形さんご家族

尾形さんご家族は、心から農業を楽しむ毎日を送っています。
その人柄の良さもアスパラ栽培に反映されているかのようでした。

山形の方言のイントネーションって、語尾が優しいんですよね。
尾形さんと話をしていると、とても穏やかな気持ちになります。

朝3時に起きて、早朝に収穫しているそうですよ。

ネットの張り方

「ネットの張り方は、長年試行錯誤して改善に改善を重ねた」と語る尾形さん。

うまおく後藤「このアスパラって生でも食べられます?」

尾形さん「少し青臭さはあるけど食べられるよ。畑を訪れた人は生で食べる人も多いね。」

えぇっ?アスパラを生で食べる!?

普通は茹でたり、炒めたりしますけど…

でも、ニョキニョキとアスパラが生えている畑の中にいると、
生で食べてみたくなるのが、人の常。

思わず私も収穫したてのアスパラを「いただきます!」

こ、これは…!?

「あっ、甘くて、みずみずしいっすね!」

思わず体育会系のような発言をしてしまう私。
だって、とてもフレッシュだったんですもの。

驚くなかれ、尾形さんのアスパラは、根っこ部分の糖度がなんと20度もあるんだとか!
糖度20度というと、ぶどうの巨峰くらいの甘さですよね。

うまおく後藤「これだけ美味しいなら、全国からの注文が殺到するんでしょうね?」

尾形さん「いやぁ、実際にうちのアスパラ畑に来た人にしか、売ってないんですよ」

今野「なるほど!そこまでこだわっているんですね尾形さん!今日はありがとうございました!」

ついつい話し込んでしまい、辺りはすっかり夕方になっていました。

夕焼けと小国川

帰り道、綺麗な夕日が出ていたので、小国川の橋の上から撮影。

どうです?黄昏たくなりますよね?
(私の頭の中では、金曜ロードショーのテーマが流れていました)

最上町の豊な自然が生んだアスパラガス。
尾形さんのアスパラへの情熱とこだわりは、これからも続いていきます。

あっ、そうそう!

アスパラって「疲れに効く」って良く言われてますよね。

アスパラガスは「アスパラギン酸」というアミノ酸と、「アスパラギン」という
機能性成分を多量に含んでいるんです。

その名の通り、アスパラガスから発見された成分で、アスパラギンは体内で
酵素の働きを受けて、アスパラギン酸に変わります。

どうやらアスパラガス特有の旨味は、このアスパラギン酸によるところが
大きいようなんです。

アスパラギン酸は体内でエネルギーの代謝を活発にして、疲労回復を早め、
タンパク質の合成を助けるので、皮膚の新陳代謝を活発にして美肌効果を発揮したり、
成長を助けたりすると言われていますよね。

なるほど、納得!

アスパラガスの成長が早いのは、芽の部分にアスパラギン酸が多量に含まれているから
かもしれませんね。

ということで、疲労回復をかねて、特製のアスパラ生ジュースを作ってみました!

これがまたフレッシュなんですよ。

疲れたらいつでも飲めるよう、冷凍して冷凍庫にストックしておきました。

特製アスパラ生ジュース(冷凍)

さてさて、近いうちに皆様にも販売できると思いますので、
楽しみにお待ちくださいね。

待ちきれない方は、umaoku@tokohozai.co.jp までお問合せください。

先行販売できるかも!?

GWといえば…田植え!

こんにちは。
「うまい奥の細道」の今野です。

「うまおく」周辺の田んぼや、百笑組の農家さんたちの田んぼでは、
代掻き(しろかき)が始まりました。

代掻き

青い空、新緑の山、大海原のような田んぼ

代掻きをご存知ない方に簡単にご説明しますと…

田んぼの田植え前の整地作業といったところでしょうか。

簡単には言いましたが、代掻き前には必ず田んぼを起こしておき、
芽を出した草を退治し、元肥えも、代かき前に散布しておきます。

代かきの前日には、田んぼに水を引き込んでおくなど、簡単な作業ではないんですね。
米農家さん達の仕事ぶりには、本当に頭が下がります。

東北地方の田植えは、一般的に5月上旬から始まります。

私も幼い頃から、GWといえば「田植え」というイメージが定着しておりました。

幼いながらも、苗箱を運んだり、苗箱を洗ったり、父親の運転する田植え機に同乗したり、
植え直しを手伝ったりと、汗水垂らして働いた記憶を今でも鮮明に覚えております。

田植えの休憩をとる時に、菓子パンやらバナナや牛乳を食べたり飲んだりするわけですが、
何故だか自宅で食べるより、美味しく感じるんですよね。

見渡す限り田んぼの中というロケーションが、そうさせるのでしょうかね。

さて、代掻きが終わると、いよいよ田植えが始まります。

美味しいお米が収穫されて、私たちの口に入るまで。
「米作り」という名のドラマは、まだ始まったばかりです。